piano blog
作業の様子を見る
2023/05/29
伝えるのは難しいです
昨日道端で紫陽花が咲き始めていたのを見かけたのですが、どうやら梅雨入りしたようです。
カールザイラーの修理が、残すところ、ハンマー関係のみとなりました。

修理前です。
バットフェルトはかなり虫食いで、ここは全交換しなくては。
バットスプリングも役目を終えてしまって、ブライドルテープもかなり汚れてしまっているので、共に、新しくします。
そして、ほとんどのハンマーがスティックしていて、動きがとまってしまいます。
かなり多いような印象だったので数えてみると、60本を超えていました。。
根本的に治すには、センターピンを交換するしかないので、バットセンターピンを全交換していきます。
まず、古いバットフェルトやスプリング、ブライドルテープを取り除いていきます。

バットフェルトが貼られていたところも、木部に気を付けて、古い接着剤を取り除きました◎
根気よく、コツコツと。

バットフェルトを裁断して、貼り付けました。
バットと全く同じ幅で、まっすぐ、直角に…
難しいんです。
自分が機械みたいに無心になって切っていく感じ?ですかね。
邪な気持ちが入ると、すぐ汚くなるので、無心で条件を変えないように。
バットフェルトとダンパーフェルトの裁断は、特に気合いを入れて挑みます。
こうしてブログを書いていると、パーツの名称や、専門用語を使わなくてはならなくて、私たち調律師は、調律学校に入ると、最初に名称を覚えて、100点取るまでやるので、覚えていて当たり前ですが、見てくださるかたが文字と画像で、どこのことを指しているのか、分かりやすく、見やすく、伝えられようにならなくては…。
