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伯方島・ヤマハU1H、作業まとめ
いきさつ

『ピアノを移動して、調律をお願いしたい』ということでお問い合わせ頂いたのですが、電話でお話させて頂くと、いろいろなところに断られたり、とんでもなく高額だったり、島ということもあって、どことも冷たい感じで、困り果てていらしたようでした。
搬出する道が厳しいかも…ということもあって、一度ピアノの点検にお伺いして、修理もあったりしたので、そんな話もさせていただいて、お暇させて頂きました。
何案かの見積りをご覧になってすぐ、『ほかのところはほんとに冷たくて、私たちは分からないけど、専門の人から見て治した方がいいなら、ぜひお任せしたいです。ピアノが運べて、治して使えて、うれしいです。追加があるなら、すぐにいってください、全部お任せします!』と、初めて会ったのに、信じて下さり、こちらがうれしくなりました。
道は確かに細くて、運送会社さんのトラックは難しい感じでしたが、軽なら大丈夫そうで、今回は、いつもお世話になっている嘱託先の専務に事情を説明して、お力をお借りすることになりました。
『しばっちゃんにはいつもお世話になってるから』と、相当良心的にして頂いて、私の電子ピアノは貸出中なので、そちらも快く貸してくださって、お客様もびっくりされていました。早速電子ピアノも活躍中で、『夜中弾けていいですね♬』と、喜んでいらっしゃいました。
このピアノは、元々はご依頼主様のお姉さまのもので、娘さんと息子さんがピアノを習うのに、関西方面から持ってこられたそうです。
何度か他店さんで調律されてて、最後も数年前でしたが、新築は夏に完成して、そちらで生活されているのに、ピアノを移動させられないまま断られ続けて、その時の話をされるお顔が、ほんとに悲しそうでした。
なので、ピアノを動かせることや、奥様はピアノは習っていなかったけど、お姉様が弾いていらっしゃるお姿や、お子さんたちが練習してきたピアノで、お子さん方もこのピアノを治して使っていきたいお気持ちでいて下さって、奥様が、『こういうのは、縁だとおもうんです』と、決断下さり、お会いしたことないご主人様も、奥様と同じ気持ちでいて下さるのが、ほんとに嬉しいです。
そして、いろんな流れがスムーズだったり、お力を借りれたり、縁があったと、私も想っています。

搬出の帰りがけには、素敵なお菓子まで頂いて、栗の、この前頂いておいしかったので、とっても嬉しいです。
お心遣いありがとうございます!
島には島の悩みがあって、自分も愛媛に帰ってすぐは島暮らしで、分かるところが多いので、余計にお力になれることがうれしくて、仕上がってお納めして、『信じてお任せして、よかった』と、喜んで頂けるよう、精一杯作業したいと思います。
作業

お客様がさっと掃除してくださっていて、ありがとうございます!

ちょっとG的なのとか、隅っこのホコリとか、支柱の後ろなどは、私がきれいにします。

エアーで飛ばしたり、何度も掃除します。

ホコリはきれいになりました。
作業は先になって、内容もしっかりなので、かなりお待たせするのですが、『他の案件もあってお忙しいのは分かってるので、ゆっくりでいいですから』とお気遣い頂いて、なおのこと、しっかり治したいです。

外装のクリーニングを行います。
擦り傷や打ち傷が多くて、汚れも少しある感じです。
傷は仕方ないけど、艶をどこまで戻せるか、塗装の劣化などにも注意しながら磨いていきます。

一旦、さっと棚板を掃除しておくことにしました。
ホコリや破断したフレンジコードやGの糞など、早めにきれいにしたいですよね。
ポケモンのシールもあったりして、ちょっとかわいかったです。

思ったよりホコリ自体はさらっとしてて、すぐにきれいになりました。
棚板の木部も、思ったよりきれいです。

天屋根、艶を戻せるか、ちょっと不安です。。

擦り傷をどこまで落とせるか気をつかって、なんとか艶は戻りました。
傷が深かったりしても、いつもと同じように攻めるとよくない感じな気がしたので、時間もかかってしまっています。

腕木はもっと慎重にしないといけません。

ビクビクしながら磨いて、腕木もなんとか艶が戻りました。
ホッとしました。
少し古めのピアノなので、磨くのもいつものようにやれないけど、くすんで白くなってしまったピアノの外装を、全体、艶を戻すことを目標に、磨きを進めています。
工房では、伯方島・ヤマハU1Hの作業を行ないました。

パーツを磨いていきます。

あんまりやろうとしすぎると下地がでてきそうな塗面になっているので、艶を戻して、擦り傷をけしつつ、いいところを探すのが難しいです。
外装は、ピアノが納まると、その先、お客様はずっと目にするので、素敵な新築のお家で、少しでもきれいにみえるよう、どこまでいけるか悩みながら磨きました。
パタパタしていた蝶番も新しいものに交換して、鍵盤蓋を磨き終えました。
明日は奥丸など磨きます。
工房では、伯方島・ヤマハU1Hの作業を行ないました。

昨日に引き続き、奥丸を磨きました。

口棒も、

磨いて、鍵も輝きを取り戻しました!

上前板も、

なんとか鏡面仕上げになって、下前、拍子木も磨いて、パーツを磨き終えました。
厳しい部分もありましたが、お客様に、『下地を出さないよう、できるだけ艶がでるよう、ギリギリのところまで磨きました。』と言えるよう、厳しいからこそ、判断が甘くならないよう、気を付けて磨きました。
お客様がピアノを見た時、少しでもきれいになったと思っていただけるといいな、と思います。

本体を寝かせて作業したいのですが、スペースの関係で、先に鍵盤関係の作業を行ないます。
変色してしまっている小口を交換します。

今回は、のみでとれるタイプでした。
久し振りな気がして、間違って木部をいためないよう、気を付けて作業しました。

張弦やハンマー交換も行なうのですが、ピン味とか、お客様がピアノに対して感じていらしたことなど、実際に把握しておきたくて。
鍵盤関係を修理を終えたら別のピアノに入るのですが、ずっと気になっていたので、状肺を確認出来てよかったです。

虫の蛹があったり、消耗していたり、ちょっと良くないので、きれいに貼りかえます。

低音セクションのバランスとフロントのブッシングを剥がしました。

バランスも、

フロントも、きっちりきれいに剝がし終えました。
小口の作業を行ないます。

小口は剥がしておいたので、新しいものを貼り付けて、

加工しました。
真っ新な小口は、みているだけで気持ちいです。
ブッシングを貼っていきます。

白鍵と、

黒鍵、バランスのブッシングクロスを貼りました。
穴に通すタイプなので、せっせと、夢中で作業しました。
工房では、伯方島・ヤマハU1Hの作業を行ないました。

全ての鍵盤のブッシングクロスを貼り終えました。接着が乾くまで、一晩、このままです。

昨日貼り終えたブッシングクロス、しっかり接着されています。

フロントもきっちり貼れていました。

キャプスタンは汚れてしまっているので、

きれいにしておきます。ワイヤーも磨きます。
音に関係ないけど、ちょっときれいにすると、ぱっときれいに見えるので、それだけでピアノがちゃんとしてる感じになるので、磨きます。

鍵盤も、弾いていらして、汚れも取れにくくなっていたと思うので、

一本一本、磨いて、黒ラックを塗って、

白鍵も同様、磨いて、鍵盤の作業が終りました。
小口もきれいになって、ホールに虫の蛹がつまっていたり、特にバランス側の消耗があったのも、きれいに治りました。
まだまだ修理はこれからで、本体を寝かせたら、弦を外したりしなくてはならないのですが、クリスマス会などで調律へお伺いさせていただくことが多くなる時期で、一気にしたい作業は時間がとりにくいので、一旦、伯方島の作業は止まります。

昨年末には弦が張れている予定だったのに、予定が滞ってしまって、並行してですが、やっと本格的に作業を行ないます。ピアノを寝かせて、解体を進めます。

底板、前土台、脚、棚板を取り除きました。

張力を緩めていきます。せっせと動くので、暖房いらずです。

巻線から外します。
巻線は、この前、浜松の職人さんが巻線屋さんに連れて行っていってくださったので、そのお方に依頼しました。ドキドキしながら電話しましたが、名刺も保管してくださっていて、快く引き受けて下さいました。

巻線を取り除きました。

プレッシャーバーを外して、チューニングピンから芯線を外します。
無理にやってフレームに傷つけなうよう、一層気をつけます。

全ての弦を取り除きました。
張力を緩めるときも、チューニングピンを弦から外すときも、プレッシャーバーを外すときも、いろんな最悪なことが頭をよぎって、怖さがあるので、今回もまず、無事に弦が外せたので、弦を張るための準備に入れます。
お見積りからご依頼まで、あっという間だったのに、もう数か月経ってしまって、このピアノが新しいお家にくるの、楽しみにしていらっしゃると思うので、まずはきれいな張弦をしたいです。

チューニングピンを外します。

高音から手動でピンをぬいていって、あと少しです!

すべてのピンを抜き終えました。
抜いたチューニングピンにあまり錆びはなく、ピン板も状態がよさそうです。
早速チューニングピンも注文して、準備が進んでいます。

チューニングピンを外して、本体を磨いたので、内のクリーニングを行います。

弦の下になる部分も楽々きれいになりました。

フレームや響板もきれいにしていきます。

ブリッジのアールを変えないように慎重に弦の溝を整えて、

フレームフェルトを貼り付けました。

響板もフレームも駒の上などもすっかりきれいになって、印象も明るくなりました!
巻線が届いたら、弦を張ります。

家に帰ると、伯方島のヤマハU1Hの巻線が届いていました。

芯線を貼ります。

芯線は、缶の中に納めて引っ張り出して張っていくのですが、芯線を缶の中に納めるのが苦手です。
今回は二缶分も入れなくてはならなかったけど、暴れて暴発したり、缶が変にかんだりせず、おとなしくおさまってくれました。

高音から中音に向けて、芯線部分を張りました。

巻線も張りました。
巻線は仕上げながら張っているので、巻線だけでも細かく仕上げたかったのですが、腰が笑って震える感じになってきたので、断念しました。
張力をあげるときは途中でやめられなくて、今日はただ張っただけなので、なるべく早めに仕上げにはいりたいです。
弦を張ったので、プレッシャーバーを取りつけます。

まずは、磨きます。

ピカピカに磨いたら、

元の音の高さに取り付けます。

ざっと、張力をあげつつ、三ツ割やコキ上げ、チッピングをしました。
何となくどう張れたかはみえたので、後日、細かく合わせていきます。
全身が痛いので、一気に仕上げるのは難しそうですが、早く張力をあげたかったので、ここまですすめられてよかったです。
作業をしてると、痛みを全く感じない時と、一気に痛くなってしばらく動けなくなる時があるのが不思議です。
痛くなるのが分かっているけど、張弦は、音を復活させるために必要な修理で、完璧に美しく張った弦からは、ほんとに美しい音がでるので、自分にとって極めたい作業で、やめたいと思ったことは一度もありません。むしろ、もっと弦を張りたいです。

巻線部分を仕上げました。
合わせながら張っていますが、コキ上げとかチューニングピンの高さ等、細かく見て、チッピングしました。
芯線部分はまだ仕上げられていなくて、もう少し合わせられると思うのですが、ずっとやってると細かく見えてくるけど、合わせたいように合わすのが大変です。
張弦の仕上げを進めています。

高音の方は大体、仕上がりました。

中音が時間が足らずもう一歩なので、あと少し頑張ります。

中音を仕上げて、全音域、再度チッピングしても、再度チェックしました。

張弦が終りました。

フレームフェルトもよれてないです。
ピアノをおこすための作業に移ります。

まずはペダル磨きから。

一旦、外せるところは外してから、何度も拭いて、きれいにします。
オーバーホールして新築に入れるので、もうピアノを動かしたりすることはないと思うので、入念に。

ペダルを磨いたら、マフラーペダルの裏のスキンを貼り換えたり、雑音がしないよう処理もして、ズタボロになったペダル軸のパンチングも雑音のしないものに交換してて、安心なパダル周りになりました。
棚も交換部品を交換します。

せっかく底板もホコリが無くなったけど、バックレールクロスなどを剥がすとき、クロスが落ちるので、本体に組む前に交換します。

キーピンを磨いて、バックレールクロス、バランスとフロントのパンチングクロスを新しくしました。
くたびれた印象が、一気に若返りました!

一旦ピアノをおこして、ピアノを寝かせていた時は見えずらい中音の始まりなど、全体を見直しました。

巻き足らずになったら恥ずかしいけど、ぴったりそうならないように張るのもアップライトは、仕上ないと分からないので、難しいです。

中音は、ヒッチピンがフレームの下になるあたりが一番難しいです。

低音も、切った長さが結果に直結するので、失敗できないです。
1、2キーの芯線が太くて、きつかったです。
理想の張弦ができることは、すごいでは言い表せなくて、どれだけの技術が必要で、やるたびに尊敬しますし、まだまだ足りてないことを毎回感じますが、張ってるとき、仕上ている時、神経を集中させて作業している時間は、積み重なって、少しでも完璧に近づけるよう、続けていかなくてはならないです。
音をよくするためにどうしても必要となってくる作業で、今でもコキ上げの先端が自分に向いている時、事故の時を思い出して背中が寒くなるような恐怖を感じる時がありますが、教わった方法だと、けがの心配もなく無事に張れるし、かなり気を付けているので、これからももっときれいに張れるよう、頑張ります。
ピアノを寝かせて、底板など取り付けます。

ペダルのスライドスキンがズタズタになってて、これだと雑音がしてしまいまうので、交換します。
交換したら、前土台や足、、底板、キャスターなどとりつけて、

ピアノが起きました!

マフラーペダルを動かしても、雑音はしなくなりました。
なかなか張弦に入れなかったけど、やっと弦が張れました。
明日、調律をしてみて、アクション修理に進みます。きっとジン線、治っていると思うのですが、いい音になっているといいな。

棚板は元の位置に戻せたようで、アクションはすんなり納まって、鍵盤を調整して、調律を行ないました。
お客様も気になっていた低音の雑音(ジン線)はすっかり治って、弦の弾力を感じながら、アクションの状態をチェックしながら調律しました。

アクションの修理に入ります。

ピアノの点検にお伺いすると、全てのフレンジコードが切れていました。。、
そのためためか、お客様もタッチが重っ苦しいと感じていらっしゃって、私が調律していても、ハンマーの動き方がなんかイマイチでした。

ブライドルチップは劣化していて、触ると崩れてしまいます。

バットスキンが削れるほど、たくさん弾いてこられたようです。きれいにしたいです。

バットスプリングは、折れ曲がってしまっていました。

ダンパーも虫食いがあるようで、解体しないと分からなかったでが、全て新しく貼り換えます。

ダンパーレバークロスも、消耗が見られます。

解体して、修理の方向性が決まりました。

交換部品をとりのぞいていきます。
ハンマーはフレンジを外して、バットスプリング、ブライドルテープを交換します。
途中、スプリングの先がないものがあって、最初から?それとも折れたのでしょうか?
センターピンは、フレンジコードが切れてしまっているので、あとから決めようと思います。

交換部品を取り除きました!
ブライドルテープがないので、慌てて注文しました。いつの間にか使ってしまってたようです。

フレンジコードが全て破断していたり、スプリングは折れ曲がっていたり、ブライドルテープもボロボロなってしまっていました。。

まずはフレンジコードかな。古いものをきれいに取り除いて、

新しいコードを貼り付けました。

フレンジコードが切れたまま弾くと、ダンパーレバーにあたって、スプリングが折れまがってしまったりします。それをまっすぐにしてそのまま使うのには無理がありますし、スプリング自体も力が弱ってしまって、そうなるとハンマーを戻す役割もはたせなくなるので新しくします。

ブライドルテープも新しくしました。
お客様が重たいとおっしゃっていた原因はまだ分かりませんが、フレンジコードがスプリングをひっかけられるようになったので、バットのセンターピンの具合も確認できるようになりました。
一つ一つの修理の積み重ねが、よいピアノ繋がるので、きちんと作業を重ねていきます。
工房に戻って、伯方島・ヤマハU1Hの作業を行ないました。

フレンジとバットアセンブリーを組み立てて、スティックはない感じでしたが、ガタっぽい感じがして、どうにも引っかかります。。。調律していた時も、なんか違和感があって、モヤモヤするときは、感じたように作業した方がいいので、バットのセンターピンも交換することにしました。

ガタっぽいもの、フレンジのクロスが干渉しそうなもの、ピン自体が錆びていたり、元のセンターピンのコンディションは様々ですが、

新築に入れるので、乾燥することも予想されて、いろいろ注意しながら作業を進めます。

今日は半分作業しました。残りは明日、頑張ります。
今日は伯方島・ヤマハU1Hの作業を行ないました。

残り半分のセンターピンを交換しました。ガタもスティックもなく、良い感じです。

ジャックスプリングを交換していきます。

一つ一つ外して、ジャックやウィッペンのセンターピンの状態も確認しつつ、ジャックスプリングを交換します。

古いスプリングを取り除いていくのですが、根元からブチっと千切れてしまうものが多くて、千切れると大変なので、慎重に、、、。

スプーンを磨いて、穴の接着剤をしっかり取り除いて、ジャックもきれいにしたら、新しいスプリングを取りつけます。

どんどん作業を進めいていくと、どんどんアクションがきれいになっていきます◎

全てのジャックスプリングを交換しました。
ジャックスプリングが弱ってしまうと、連打性に関わってくるので、交換して、また気持ちよく弾けるようになったと思います!

かなりざらついてしまっていたスプーンやダンパーロッドも、

ピカピカになりました。
ジャックスプリングを交換して、次はダンパー関係です。

スプーンの跡がくっきりついてしまっているダンパーレバークロスを交換します。

古いクロスをきれいに剥がしたら、

裁断したダンパーレバークロスを貼り付けます。

ウイッペンの間隔を揃えます。
ウイッペンの間隔を合わせるの、私の中で、バットやダンパーよりもやりにくいのでちょっと苦手ですが、鍵盤との接点となる場所で、合わせないわけにはいかないので頑張って合わせます。

ダンパーレバーを取り付けて、間隔や平行を合わせました。
これからしばらく、ダンパーフェルトを剥がす作業になりそうです。

ダンパーが地味に虫食いで、解体しないと分かりにくい部分がポツポツ虫食いでした。
きれいに貼りかえていきます。

まず、頑張って古いものを剥がしていきます。

今日は、中音と高音側を剥がしました。
特に高い音の方が大変です。

低音側のダンパーフェルトを剥がして、ダンパーブロックも、きれいにしました。

やっと、中音から上のライニングフェルトを貼り終えました。

低音のライニングフェルトを貼り付けて、

ダンパーフェルトを裁断して、

貼り付けました。
平ダンパーは、時間がなくてできなかったので、また明日です。

中音、高音のダンパーを裁断して、

貼り付けました。
まだまだ難なくできる作業ではないですが、先延ばしに出来るわけもないので、頑張って作業しました。

全部貼り終わりました。あとは本体に合わせて取り付けます。

ダンパーを取り付けます。

高音の方から

低音を取り付けます。

止音も問題なく取り付いています♪
外していたレール類をとりつけます。

その前に、ホコリが積もっているので、

きれいにしておきます。

一つ一つ、組み立てて、

ハンマーレールも取り付けました。

ハンマー交換をするので、ハンマーの角度など計測して、

ハンマーを取り付けていきます。

走りなどしっかり見てハンマーが取り付きました。後は穴あけして、ハンマー交換を行います工房では、少し

ハンマー交換に入ります。今回はドイツ製フェルトのハンマーを使用します。

慎重に印をつけます。

ボール盤というか、穴をあけることについて、再度研究していたら、なかなか穴をあけるところに到達しなかったりしていました。
夢にまで出てきて、試しては納得いかない時間がながかったけど、いろいろ見つめ直して、やっと穴あけを行いました。さらに美しくうえるため、きっと生涯、悩み続けるかもしれません。音に直結する部分なので、深く追い求めたいです。

ベースが30で、入っているハンマーもベースの数がぴったり30です。
失敗できません。

中から上、特に高音はとても気をつかいます。
よし、と思って穴をあけましたが、植えてみないと分からないけど、どうか正確にあいていますように。

ベースも大きな大失敗はなく、穴はあけられました。
自分はおっちょこなので、ほんとに、心底ホッとしました。

ハンマー交換を行ないました。

打弦点の直線が出ているかは、アップライトはアクションを外さないと分からなくて、毎回、ドキドキします。

前からだけでなく、

いろんな方向からどんなふうにとりついたか、確認します。

ほつれてきていたハンマーレールクロスを新しくして、

ブライドルテープをとりつけました。

どのセクションも、90度で弦を打つようにうえられました。

低音、

中音、

高音と、

ハンマー交換が終わりました。
明日、ハンマーの角をとるのにかるくファイリングしたら、伯方島・ヤマハU1Hの修理が終って、仕上げにはいれます。まだ鍵盤はいれてないけど、最高音がカーンと鳴るので、おそらく大丈夫で、はやく調律がしたいです。

軽くファイリングを行いました。

一晩経っても、変化なくて安心です。

ざっと粗整調をして、調律を行いました。
ざっとやっただけなのに、ものすごく決まりがよくて、すごく弾きやすいです。
低音もジン線は無くなって、調律するときっちりよく鳴るピアノになってて、仕上げの方向性も決まりました。
やっと仕上がりがみえてきて、お客様がきにされていたところは、大丈夫になっていると思います。
お届けした時、とびきり喜んでいただけるよう、しっかり仕上げていきたいです。

調律と整調、整音を繰り返して、馴染ませていきます。

途中、錆びていた長丁番を

ピカピカに磨いて、

棚板も出荷直前にも掃除しますが、もう一度、鍵盤をあげてきれいにします。

鍵盤も再度磨いて、

マフラーは、古びてしまっているうえに、枕のフェルトが分厚くて、チューニングピンに干渉していたので、

チューニングピンに干渉しないようにフェルトの厚みなどを見直して、貼り換えました。

底板もしっかり掃除して、ペダルもピカピカにして、

伯方島・ヤマハU1Hが完成しました。
ピアノを動かすにも、島ということでなかなか引き受けてくれなかったり、信じられないくらい高額で嫌な思いをされた中でしまなみpianoにたどり着いて、気持ちよく修理を任せて下さいました。
点検にお伺いさせて頂いた際、『このピアノ、重たくて弾きにくいっていってて…』と悲しそうに仰っていましたが、すごく反応が早く、弾くやすくなっていますよ。
調律を重ねると、どんどんピアノが目覚めてくるように輪郭がはっきりしてきて、でもうるさいわけではなく、明るく優しいお母様のような、豊かで温かい音色に仕上がっています。
春から県外へ行かれる娘さんがちょっとでもピアノを弾けるよう、どうしても3月中にはお納めしたくて、途中、予想外に作業がとまってしまってかなりお待たせしてしまいましたが、納品日も決まって、子供さんたちも喜んでくださっているようです。
心待ちにしてくださっている方のために作業できたことや、久しぶりにお客様とお話させて頂いてピアノが届くのがほんとにうれしそうで、無事に仕上げられてホッとしましたし、最後、外装を組む前に調律してると、お客様のことや作業で悩んだこと、弾きやすく温かな音のピアノの仕上がりに、ちょっと泣けてきました。
納品まで、できる限り調律など繰り返して、最後まで大切に作業して、お客様のもとへお戻します。
伯方島・ヤマハU1Hも完成してから何度か調律などしていましたが、明日の納品を前に、最後の検品を行います。

張弦したり、

ハンマー交換したり、オーバーホールさせて頂いたピアノもやっとご家族の元に戻ります。

再度鍵盤をあげて、しっかり掃除して、

工房での最後の調律です。とても弾きやすくて、音も温かく、豊かに鳴るようになって、やっとみなさんのところへお戻しできることに、グッと来たりしました。

明日、晴れるようで、笑顔で迎えて下さるといいのですが。
皆さんにお会いできるのも楽しみです♪
納品されて
ちょっと風は強かったけど、かなり晴れてよい天気でした。

納品へお伺いすると、明るく出迎えてくださって、素敵なお家へ無事に納まりました!
設置されると息子さんがパッとピアノの前にいってみたり、ピカピカになってー♡と、感慨深そうにお母様が大変喜んでいらして、春から県外へいかれる娘さんも、年頃ですから恥ずかしくて弾くのは難しかったようですが、音を出して確認していると『音が違う!』と、驚いていらっしゃいました。
ピアノの手入れの仕方や管理の仕方も熱心きいてくださって、この先きっと皆様でピアノを大切にしてくださると思います。
その後、納品されてお暇すると、すぐにピアノを弾いてみたりされたご様子で、弾きやすさを感じてくださったようで、ホッとしました。
お客様の心配な点を解消するための修理ですから、修理後の結果を感じてくださることは、ほんとにうれしいですね。

帰りがけには、伯方島のかわいらしいお菓子をもたせてくださって、お気遣い、ありがとうございます!
島であることで嫌な想いをされてきたのに、点検にお伺いすると、すぐにオーバーホールという大きな決断をしてくださって、急かすことなく待っていてくださって、本当にありがとうございました。
気持ちよく仕事をさせていただいて、ほんとに技術者として幸せですし、この先もお伺いして、ピアノを管理させていただけるのも、うれしいです。
今後ともよろしくお願いいたします!
