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松山市・カワイDS60のハンマー関係の修理に入りました①
今日は予定を変更して、午後から作業を始めました。
松山市・カワイDS60のハンマー関係の修理に入っていきます。

ハンマーシャンクに、キャッチャースキンが付いていたり、ハンマーヘッドにカビが付いていたり、なかなか、調律時に完全にきれいにするのは難しい所なので、 クリーニングしていきます。

この時期前後のカワイのピアノのキャッチャースキンは、年式によって、ツルツルになったり、毛羽だって、ももけてきたりして、リバウンド(二度打ち)してしまうことがあります。
このピアノも、交換したほうがよさそうなので、このタイミングで、貼替することになりました。
(正面の画像をとり忘れてて、ズタズタ系です。)
カワイのキャッチャースキンの交換は、個人的に想いのある作業です。
というのも、確か7年くらい前、幼稚園のピアノがもけもけになるタイプで、リバウンドするし、ジャックが抜けなくなってしまうしで、弾けなくなってしまい、カワイはプラスチックのアクションで、修理するにも、どうしていいかわからず、悩んでいました。
当時四国の技術者や、他、いろいろちょっときいてみたら、『バットごと交換するしかない(=ハンマー交換も必須となる)』とか、『そんなものは、ピアノを買い替えるしかない』とか、お客様に、とても負担となる答えしか返ってこず、そうするしかないのか…と、モヤモヤしていました。
それでも、なにか方法があるはずだ、と、調べまくっていたら、師匠のブログに行きついて、覚えこむまで読み込んで、見様見真似で修理をしました。
まだ今より経験がない分、何を根拠にブログを拝見しただけで自分でもやれる!と思ったのか…
でも、治したい一心でした。
もちろん、幼稚園のピアノは、費用の負担もバットごと交換するより、はるかに抑えることができ、買い替えることもなく、今も現役で活躍中です。
師匠と関わらせていただくようになったのは、それからずっとあとのことですが、一番初めにブログを拝見したとき、これならお客様負担が小さいかもしれない、と、希望となり、今では、『お困りのお方は、一度ご相談ください』といえる修理です。
それも、指導あってのことで、感謝しつつ、お客様に修理して喜んで頂くことが、恩返しであったりするのかな、と、思います。
そんなこんなで、とりあえず、古いキャッチャースキンを取り除きます。

きれいに取り除きました。古いスキンも、古い接着剤も、全く残ってないです。
そして、バットスキン。

やるか、ちょっと悩みました。
大変だからなるべくやりたくない、のではなく、修理として過剰にならないか、で、迷っていて、持ち帰った時は、やるかやらないか、半々でした。
過不足ない修理が、ピアノにとっては、一番負担がないように思います。
ジャックが戻る方向にそっとなぞると、どんどん毛羽立って、ズタズタの団子みたいになったり、お引き取りから一昨日までに同じ機種のズタズタにならない年式のものをみて、やろうと決めました。

バットスキンを変えるには、バットフェルトも交換となります。
案外、バットフェルトの接着剤のほうが、剥がれにくかったりでした。。
とりあえず、今日は剥がすだけとなりました。
