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作業の様子を見る
西条市のアポロのアクション修理のお届け
お客様のお家に行く途中、ヒマワリがたくさん咲いていて、空の感じも変わってきました。
まだ雷の大雨は来てないけど、そろそろ梅雨が明けるのでしょうか。
今日は西条市のアポロのアクション修理のお届けにお伺いさせていただきました。
毎度のことですが、アクションの引き取り修理は、本体に合わせてみるまで、ドキドキします。
今回は、ダンパーの貼替をしたので、一度お伺いしてダンパーを本体に合わせているので、ダンパーは心配ないですが、ハンマーがどうか…
木製のセンターレールなので、『全部ガタだったら、どうしよう…』みたいな、謎の心配が頭をよぎって、どんだけ心配性なんですかね。
あらゆる面で心配性です。。
お伺いして、アクションをみたお客様が、『新品になったみたい♪』とおっしゃってくださって、期待度もさらに上がったようで、見た目だけでなく、修理でも結果をだして、喜んで頂きたいです!
木製で、手首がもっていかれそうな重ためのアクションを、 緊張気味にセットします。

アクションをセットしました。
弦合わせ、中音のはじまり以外、ほとんど動かさなくてよい状態。奇跡的!
木製のセンターレールで、なるべく動かしたくないので、相当ホッとしました。
作業に入る前にそのほかも確認します。
ダンパーのかかりもレットオフもほとんどいい感じで、カラもなく、心の中で軽くガッツポーズ!
さすがに中音始まりは、少しずつ同じ感じで動かして。

今回は、ダンパーの心配をしなくてよかったので、そういった点では、そこのハードルは低かったですが、アクションのみ引き取ってきて、この部分のダンパーを止音させつつ、位置関係を正しくして、さらにハンマーも正しく、アクションをセットして、触らなくてよいというのは、かなりすごいことです。
今回、ほとんど動かさなくてよかったのも、奇跡でまぐれかもしれなくて、いつ、どんなピアノでもお届けのとき、ダンパーとハンマーを触らなくてよい技術と、そうできていると思えるよう、経験を積んでいきたいです。
作業をすすめていきます。
ハンマーの位置も整ったので、第一整調を。といっても、鍵盤関係はクロスの交換もないし、最初見た感じで、かなりいい位置なので、さらっと終わります。
調律をして、明らかに動きもよくなり、止音時の『カチカチ、ぶにゃん』の音もなくなっています。
もう一度、全ての工程の精度を見直して、作業を終えました。
作業後ピアノに触れたお客様が、『私でもわかるくらい、軽く音がだしやすい!』、といってくださり、心底ほっとしました。
修理前は、打鍵後ハンマーが止まってしまうほど動きが悪く、いつもそうだったら、そのピアノはそういうピアノだと思うのかもしれないですね。
スティックの修理も、とくに今回のように本数が多い場合、臨機応変ですが、ご家庭のピアノで、ご事情が許して、納得いただけるなら、シリコンやファルカスでその時だけ治っているのではなく、根本的に修理させていただくことが必要な場合もあります。
ほんとの正しい状態のピアノだったら、弾かれる方の技術に応じて、難なく弾けるのに、動きの悪いピアノだと、練習しても、弾かれる方の力量以下でしかピアノが再現してくれなかったり、弾くと疲れてしまって、そうなると、練習しててもうまくならないと感じたり、家のピアノだと弾けない、みたいになって、特に小さなお子さんだと、せっかく好きで弾きたいのに、気持ちが離れてしまうきっかけとなってはかなしいので、修理が必要で、お任せいただけるお客様のピアノは、正しくあるべき状態に戻すことを心掛けています。
やめてしまったレッスンを再開されるって、すごく勇気がいることで、素敵なことだと思います。
修理させていただいたことで、トラブルもなくなり、『少し時間があるから、ピアノを弾こうかな♪』と、ピアノを弾く時間が前向きで豊かな時間となればうれしいです。
弾きやすくなったピアノで、いつか弾きたい夢の曲を弾けるようになるといいですね!
修理があるなんて思ってもなくて、突然のことで驚かれただろうに、大きな修理を任せてくださり、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!

